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放射線遮蔽材 GT-RS1.0/3.3

放射線は遮蔽(しゃへい)材/遮蔽シートによって、ブロックすることが可能です。

放射線遮蔽材-㈱グリーンテクノロジーズ

放射線遮蔽材 GT-RS1.0/3.3

これだけ、科学技術が発達した現代においても、残念ながら今のところ方法は2つしかありません。それは、「除染」と「遮蔽」です。

まず除染により、放射性物質を完全に取り除くことができれば、最も効果的な手段です。ただ現実は、除染による効果が十分得られている場所もありますが、いろいろな理由でどうしても線量が下げることができない場所も多いようです。

もう一つは、遮蔽です。放射性物質との間に放射線を遮蔽できる物質を置くことです。それは、重ければ重いほど、遮蔽能力が高いといえます。
たとえば、コンクリートはそれほど”重い”わけではありませんが、厚くすれば”重たく”なり、遮蔽の効果を発揮します。
しかし、遮蔽物の設置場所等の制約条件があります。屋外で広い敷地を取れるような場所では、分厚いコンクリート壁を作ることもできるでしょうが、屋内では容易ではありません。
その場合は、体積あたりの重さが重いもの=比重が大きい物質を使います。 それらはは、簡単にいうと周期表で言うところの、原子番号の大きいものです。

比重が大きい物質ほど、単位体積当たりの放射線を遮蔽する能力が高まります。
放射線遮蔽材料としてはタングステンやビスマス、セリウムなどがあります。しかし、それらはかなり高価な材料です。経済面と安全性を考えると、鉛またはバリウムが現実的であると我々は考えております。

実際に原子力発電所や放射線の管理区域で、放射線を遮蔽するために使われているものは、おもに鉛、および鉛を含む複合材料が主たる構成材料としています。

しかしながら、鉛は人体に吸収されると有害であり、その取扱いおよび廃棄処分する際には特別の注意が必要であるなど、安全性に問題があります。

そこで我々は、経済性が高い(比較的安い)ことを前提に、安全で効果のある素材がないか研究開発してきた結果、バリウムを選択しました。

放射線遮蔽シートGT-RS1.0/3.3の実験結果

我々が開発したのは、硫酸バリウムをゴムで固めた放射線遮蔽シートです。ちなみに、硫酸バリウムは、胃のレントゲン撮影に使われる、いわゆる”バリウム”のことであり、毒性のない物質です。

この放射線遮蔽シートを福島の比較的線量の高い地域に持ち込み、テストを行ったところ、4mm厚の遮蔽シートで空間線量を約30%低減させることができました(2.1→1.5μSv/h、マイナス0.6μSv/h)。実験データの一部をご説明します。

GT-RS1.0のテスト結果

この実験は、福島県の某所にある空間線量2.1μSv/hの場所で実施しました。まず線量計を高さ約1メートルの場所で30分間にわたり、10秒毎に計測結果を記録しました。(上記チャートの右側の棒グラフ)。その最頻値が約2.1μSv/hです。
次に、1mm厚の遮蔽シートを4枚重ね、線量計を包み、同様に30分間、10秒ごとに表示数値を記録します。(同チャートの左側の棒グラフ)。その最頻値が約1.5μSv/hです。
詳細なレポートはこちらからダウンロードできます(クリックするとPDFが開きます)。

 


 

放射線遮蔽シートの想定用途

この遮蔽シートには様々な用途が考えられます。

用途の分類 具体的な使い方
土から出る放射線を外に出さないためには ここでは、2通りの用途を検討してみます。
1)緊急避難的措置
まず、ひとつめですが、自宅の庭、河川敷、公園、その他の場所で高い放射線が出ている場所が見つかったら、緊急避難として放射線遮蔽シートで覆ってしまいます。もちろん、根本的原因の解明と、放射能を含む土壌の除去(除染)が必要になります。しかし、その調査および除染実施を決定するまでの期間に、被ばくを避ける必要があると考えられます。そのために、必要十分な量の放射線遮蔽シートで、一時的にその土を覆うことによって、漏れ出す放射線を低減することができます。2)一時保管場所の遮蔽
もうひとつは、除染後に削り取った土や泥などを遮蔽シートでカバーしてしまいます。本来的には、汚染土は国が定めた処理施設に引き取ってもらうべきです。しかしながら、現実問題としてそうした場所(最終処理場)が決定するまでは、相当な長い時間を要することが想定されます。その場合は、一時的な保管場所に置かざるを得ないわけですが、そこを鉛やコンクリートで固めることは非現実的です。ただ、一方で放射線が出ているままに放置するわけにもいきません。
そこで、一時保管されている土や泥の上に、放射線遮蔽シートを被せることが解決策になります。当社のGT-RSは、有害物質を含まず、加工も容易で、耐水性もありますから、一時保管場所に置かれる期間がある程度長くなっても、その効果を持続させることが期待できます。
自宅に放射線量の低い居室を作るには たとえば、木造住宅の2階にあるお子さんの寝室だけは、放射線の影響を少なくしよう、と考えてみます。
一つの方法としては、①外部に面した内側の壁と、②床、③天井の3か所に遮蔽シート施工することが考えられます。
まず、①外部に面した内側の壁には、今の居宅の壁の上に必要な量の遮蔽シート(GT-RS)を貼ります。その上に、石膏ボードとお好みの壁紙を張れば完成です。
②床に関しては、もしフローリングや、リノリュームなどの板であれば、壁と同様に、既存の床材の上に必要な量の遮蔽シート(GT-RS)を貼ります。その上に、お好みの床材を張れば完成です。
また、床が畳の場合は、畳の下に敷くことで効果が得られます。
③天井は、重量に耐えられない可能性が高く、施工が難しいケースがほとんどです。しかし、屋根裏に施工することで同等の効果が期待できます。
もちろん、ご自身で施工することも可能ですが、いずれも、工務店に施工をお願いすると、確実です。



 

X線透過試験結果

X線遮蔽率
製品 枚数 厚み計 100keV 400keV
GT-RS1.0 1 1.0mm 72%
GT-RS3.3 1 3.3mm 95% 28%
3 9.9mm 99% 57%
鉛(参考) 1 0.6mm 95% 54%
3 1.8mm 99% 82%

GT-RS1.0(厚み1mm)で、鉛当量0.17mm(±0.02mm)
※東京都立産業技術センタ X線100keVおよびX線400keVビームにてそれぞれ測定。
試験結果のPDFを見る


 

放射線遮蔽シートの特徴

1.空間線量低減量実測値 厚み4mmで、空間線量2.1μSv/hを、1.5μSv/h程度に低減することが期待できます。
詳細なレポートはこちらからダウンロードできます(クリックするとPDFが開きます)。
2.比重 素材比重は3以上
3.柔軟性 柔軟性に優れており、自在に折り曲げる事ができます。
4.加工性 カッターやハサミで自在に裁断をすることができます。
5.環境適合性 鉛を含まないので使用・廃棄の管理は比較的容易です。
6.色 黒色

 


放射線遮蔽シートの価格

GT-RS(Green Technologies Radiation Shield)シリーズは、標準品として厚さ3.3mmをご用意しております。

商品名 サイズ(mm) 重量(kg) 単価
GT-RS3.3 3.3t x 500 x 500 約2.0kg 3,000円

*1) 上記価格に消費税は含まれておりません
*2) 製品サイズ公差-0、+50、厚み公差±0.3
*3) 5枚/段ボールで梱包します。
*4) 送料は別途申し受けます。

※2014年4月21日より価格を改定いたしました。

本商品は、こちらのページからご注文いただけます。
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